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定例会報告

討論(議長不信任決議)  和田宗春

和田宗春(幹事長代行、北区)

 

 

平成21(2009)年12月16日
 
 
 
和田 宗春(北区)

 
 

*本文は口述筆記ではありませんので、表現その他に若干の変更があることがあります。 正確には議事録をご参照ください。

 

 

 

自民党より提出されました議長不信任案について、都議会民主党を代表して、反対の討論を行います。

 

 

言うまでもなく、決算審査は、都議会各会派が、適正な執行とその結果としての事業の成果について、分科会、全体会を通じて、積極的な検討がなされ、判断されることになります。理事者は、この審査過程において出された様々な意見を斟酌し、今後の予算や事業に反映させる事になります。それがどのように反映されたかは、予算審議や次の決算審査の中などで明らかにされることになります。

 

 

決算審査の結果としての認定、不認定は、あくまで都議会各会派の自主的な判断に基づいて厳然と行われるべきものであります。その都議会各会派の判断の結果として、認定、不認定が決定されます。都議会66年の歴史は、まさにその貴重な足跡を日本の地方自治に記してきているのであります。

 

 

この度の都議会自民党が議長不信任決議を提案する理由のひとつは、都議会が平成20年度決算を不認定としたことは、「改善報告」がなされず、決算審査の継続性を途切れさせてしまうことになる。これは重大かつ異常な事態であり、収拾することは議長の役割である。その努力を一切行わなかったから、不信任に値すると断定しています。

 

 

さらに、ふたつ目の根拠として、不認定という各会計決算特別委員会が下した決定を、議長があくまでその地位をかけて認定することで決算の継続性を保つべきである。その努力を怠った議長は不信任であるとも強調しています。しかし、都議会自民党の主張は、各会計決算特別委員会の分科会、全体会での都議会各会派の民主的な自由な決定プロセスを議長の恣意的な権力で壟断するものであり、ぜったいに認めてはならない権力の乱用であります。

 

 

このことを是認すれば、議長不信任案を提出している都議会自民党の侵されざる自主的な政治判断にも議長が職権で介入することになるのであります。

 

 

ただいま述べてきました議長の誕生と議会運営こそ、全力で阻止しなければならない伝統ある都議会の重大な命題であります。

 

 

私たちは、今年7月の都議選の神聖な選択の結果、議席をお預かりしています。

都議会自民党は、この事実を正面から受け止める勇気を持つべきであります。新しい勢力分布における都議会運営を公正中立な都議会議長の下で粛々と進めることで、都民の期待と信頼に応えていかなければなりません。そして、私たちは、この目標に向かって日夜心を砕いている都議会議長をあくまで信任することで、提案されている不信任案については、断固として反対するものであります。

 

 

以上で、都議会民主党を代表しての討論といたします。