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平成15(2003)年05月20〜24日

都議会民主党島嶼振興等調査会
御蔵島・八丈島・青ヶ島
に視察団を派遣



 都議会民主党島嶼振興等調査会は、5月20日から24日にかけて伊豆諸島(御蔵島、八丈島、青ヶ島)に視察団を派遣しました。参加したのは、都議11名とスタッフなど合わせて16名です。
御蔵島の集落
     御蔵島の全島民が集まる集落

 5月20日22時30分東京・竹芝桟橋を出航、翌21日の早朝、5時50分に御蔵島に。竹芝から南へ200qの太平洋上に現れた御蔵島は、切り立った断崖に囲まれており、人を寄せ付けない自然の厳しさを感じさせました。
 港から断崖を這うように延びる道を上って、島の懐にはいると、原生林に覆われ随所に滝や沢が見られるなど非常に水が豊かであることがわかりました。豊富な水をミネラルウォーター「御蔵の源水」としてボトリングするほか、その水に育まれた良質のツゲを印鑑・箸・器や将棋の駒材に加工する産業センターを視察。また、ミクラミヤマクワガタやニオイエビネランといった御蔵島固有の貴重な動植物が見られる植物園、島の子ども達が植林した「ラピュタの森」、湧水を貯めて自然流下によって全戸に給水する施設や、水力発電施設、ゴミ焼却場、ヘリポートを視察。
 切り出した木材や産品の輸送、島民の生活といった道路拡幅の必要性と自然環境の保護、観光客の誘致とルールの設定、安定した輸送手段の確保、様々な課題を抱えた島の実態を目の当たりにしました。

八丈島の玉石垣
 22日は、朝6時に御蔵島を出航、9時30分に八丈島底土港へ。ふれあい牧場、歴史民俗資料館、都立植物公園、防潮堤、大里、黄八丈工房、地熱発電所と地熱を利用した温室を視察。地熱や風力を利用したクリーンアイランド化を計画中。デポジット事業が実施されているなど、環境に対する取り組みが進んでいます。ここでも生活道路の整備が必要とのこと。

                              八丈島の玉石垣

 23日は、朝10時30分八丈島出航、青ヶ島へ。御蔵島にもまして険しい崖に囲まれた青ヶ島の威容に圧倒されました。青ヶ島はとても珍しい二重火山で、大きな噴火口の内側にプリンのようなきれいな形の小さな火山があります。その大きな噴火口の外側を這うように延びる道路は中程で島の中央に向かって貫通しているトンネルに入り、噴火口の内側へ出ました。翌24日の午前にかけておじゃれセンター、小中学校、育牛農家、堆肥センター、製塩施設、地熱サウナ、雨水を集め自然流下する簡易水道、尾山展望公園、ゴミ焼却場、ヘリポート、昔はがけの上からかごを下ろして荷物の積み下ろしをしたという神子の浦を視察。青ヶ島は、伊豆諸島でも少なくなった芋焼酎や、黒潮を汲み上げて地熱で乾燥させた自然塩のほか、黒潮にのってやってくる豊かな海産物があります。しかし定期船の就航率が50%をきるなど安定した輸送手段の確保と輸送コストの低減が課題となっています。私たち都議会民主党の視察団も帰りの交通手段の確保までに紆余曲折をへるなど、交通事情の困難さを実感した視察となりました。

険しい崖の麓にある青ヶ島の港(左下)
    険しい崖の裾にある青ヶ島の港(左下)

 御蔵島村八丈町青ヶ島村のホームページは、それぞれの町村名をクリックしてください。